INTERVIEW

現在担当している仕事について教えてください。

劇場やコンサートホール、オーケストラ、公演主催企業様などのエンターテインメント系の領域をメインに、集客やブランディングのための広告提案～運用改善など行っています。とはいえ、業種や業界で担当が区切られている訳ではなく、教育関連や通信販売のお客様も担当しています。インターネット広告から新聞、広報物に至るまで、扱う商材はかなり幅広いです。

転職のきかっけを教えてください。
また朝日エージェンシーを選んだ理由は何でしょうか。

前職では名古屋で広告営業をしていたのですが、新聞広告がメインだったので、少々窮屈さを感じていました。経験を経るにつれて幅広いメディアの実績を身に着けたい気持ちが強くなり、同業種への転職を希望するようになりました。当社を選んだ理由は、培った経験を活かしながら、様々なメディアを活用した提案営業に挑戦できる点と、個人的に興味を強く持っていた芸術文化領域にも強い点です。ちなみに東京で転職先を探したのは、より広い市場への好奇心ですね。

実際に入社してみていかがでしたか？

朝日新聞グループの会社ということでグループの縛りが強いのかと思っていたのですが、そういったものは全くといっていいほどなく意外に思いました。純粋にお客様の課題に対して色々な提案ができます。
また、案件数の多さにはビックリしました。市場規模の差を実感しています。その意味では仕事から生活まで、東京はテンポが速いですね。

会社の雰囲気について教えてください。

コミュニケーションの取りやすさを感じます。部署や世代を超えてコミュニケーションが活発です。また、オフィスではフリーアドレスを導入しているのですが、より円滑になったと思います。
社内全体では助け合う風土が強く、何かあっても上司や同僚が助けてくれますし、基本的にアイデアや意見は否定されず後押ししてくれます。自分らしくチームプレーができる環境です。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さはなんですか？

例えばエンターテインメント領域の仕事では、様々な素晴らしい公演を沢山の人に伝えることができます。教育関連領域では、教育を求める方と教育に携わる方とを結びつけます。私の仕事がこういった社会貢献につながっていることを実感できることが、大きなやりがいです。
また、とても好奇心が強い私にとって、色々なことを知ることができ、知的欲求を満たしてくれるこの仕事は、醍醐味にあふれています。いい人生経験にもなっています。

仕事で苦労した話があれば教えてください。

コロナ禍になり、エンターテインメント業界は大きな打撃を受けました。公演は軒並みなくなり、先の見えない不安や心ない世間の言葉に、業界全体が傷付いている様は本当に悲しかったです。私自身も受注が激減し、営業として苦しい思いをしました。今だから話せますが、お客様との打合せで思わず一緒に泣いてしまったこともあります。ただ、そんな苦しい時間を一緒に過ごしたお客様とは、絆がより深まった気がしています。今、やっと光が見えてきましたが、まだ完全に傷が癒えたわけではありません。これからもお客様の想いに寄り添い続けていきたいです。

そんな苦労をどうやって乗り越えましたか？

売上が伸びないことは受け止めなくてはいけないと気持ちを切り替え、web広告のお話を聞いていただいたり、ヒアリングに徹したり、できることをできる限り行いました。結果的に、より広範な受注に繋がりましたし、その時も営業成績を責めるのでなく、見守ってくれた上司には感謝しています。

仕事をする上で一番意識していること何ですか？

広告でも色々なことが数値化できるようになりましたが、数値に表れないこと、どれだけ業界やお客様のことを理解しているか、ということはやはり重要です。「よく分かってくれているから発注する」とお客様は考える訳ですし、そこは対人間だからこそですね。勉強するだけでなく、実際に公演を観て空気を感じたり、ワークショップに参加したりして、客観的な視点を培うことも忘れないようにしています。ライト層の視点を失いたくないからです。
そもそも昔は広告に対してネガティブなイメージを持っていました。でも広告の仕事に携わるようになってから、広告も情報のひとつであり、それを正しく、より効果的に提供していくことを使命に感じるようになりました。正しさと効果には、これからも拘っていきたいです。

朝日エージェンシーの魅力について教えてください。

自由度が高く、ある意味「あそび」の部分を任せてもらえる、モチベーションを高めやすい職場だと思います。業界に縛りはないですし、営業の方法にも制限がありません。裁量を持ってやれる部分が多いのが魅力です。
また、休みを取りやすいのも魅力ですね。その点でも裁量を持てます。

5年後どうなっていたいですか？

広告だけで解決できることには限界があります。広報を中心としたお客様のご要望や課題に、広告の枠にとらわれずに応えていきたいです。ホームページやパンフレットからブランディングまで、より総合的にお客様を支えるパートナーとなっていたいです。

仕事終わりや休日の過ごし方について教えてください。

演劇やコンサートに行ったり、登山したり、本を読んだり、色々です。
芸術鑑賞は転職前からの趣味で、お仕事と関係ない公演もよく観に行きます。また登山は元々体力がないのですごく苦しいのですが、自然が大好きなのでやめられません。とにかく好奇心が強くて、多趣味なんです。

未来の仲間へメッセージをお願いします。

自分次第で色々な働き方ができる会社です。個性のある人が多く、様々な刺激を得られると思いますよ。
個性を発揮しやすい職場ですので、ぜひ自分らしさを大切にして、私たちに素晴らしい影響を与えて欲しいと思います。