1. HOME
  2. 事例
  3. お役立ち情報
  4. SNSなんとなく始めてみたけど「正直、成果が見えない…」と感じていませんか?

SNSなんとなく始めてみたけど「正直、成果が見えない…」と感じていませんか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SNSなんとなく始めてみたけど「正直、成果が見えない…」と感じていませんか?

SNSプロモーションの選択肢:「公式アカウント運用」と「SNS広告」

SNSを活用したプロモーションは、現代の企業にとって欠かせない戦略の一つです。しかし、「とりあえずSNSを始めたが、成果が見えない」といった悩みを抱える担当者も少なくありません。SNSによるプロモーションには大きく分けて二つの手法があります。それが「公式アカウントの運用」と「SNS広告」です。この2つは目的も運用方法も大きく異なり、混同してしまうと効果的な施策が打てなくなってしまいます。本稿では、それぞれの特徴と活用のポイントを整理し、自社に合ったSNS戦略を考える一助とします。

1. 公式アカウント運用:信頼と関係性を築く長期戦略

企業がSNSに公式アカウントを開設する目的は、ブランドの世界観を伝え、ユーザーとの信頼関係を築くことにあります。日々の投稿を通じて、「この企業はどんな価値観を持ち、何を大切にしているのか」を伝えることができるのが最大のメリットです。例えば、商品開発の裏側を紹介したり、社員インタビューを発信したりすることで、企業の“顔”が見えるようになります。

一方で、アカウント運用には継続的なリソースと時間が必要です。毎月の投稿スケジュール、コンテンツの企画・制作、コメント対応、効果測定など、日々の運用体制が整っていなければ成果につながりません。すぐに売上に直結する施策ではないため、短期的な効果を求める企業にはやや不向きな側面もありますが、ブランディングやファン育成には最適な手段です。

2. SNS広告:ターゲットにリーチしやすい短期施策

一方で、SNS広告は明確な目的に対して即効性のある手法です。たとえば「キャンペーンへの参加を増やしたい」「特定のエリアにある店舗の集客を強化したい」といったニーズに対しては、広告の方が適しています。SNS各社は詳細なターゲティング機能を備えており、性別・年齢・興味関心・地域などを絞り込んで広告を配信できます。予算をかければかけるほどリーチを増やせる点も、広告ならではの強みです。

また、広告は「どのくらいの人が見たか」「何人がクリックしたか」といった成果が可視化されやすいため、PDCAも回しやすい特徴があります。特に新商品やイベントなど“今すぐ知ってほしい”情報の拡散には非常に効果的です。ただし、広告だけでは企業の人格や信頼性は伝わりづらいため、単体での活用には限界もあります。

3. 両者の使い分けが、SNS施策の鍵

最も効果的なのは、「公式アカウント運用」と「SNS広告」を目的に応じて併用することです。たとえば、普段からアカウントでファンと交流し、関係性を築いておきながら、新商品リリース時には広告を活用して一気に認知を広げるというように、両輪で展開することで相乗効果が生まれます。

重要なのは、「目的」を明確にしたうえで、どちらの手法がふさわしいかを判断することです。「フォロワーを増やしたい」のか、「集客したい」のか、「ブランド認知を高めたい」のか。プロモーションのゴールによって戦略は大きく変わります。


プロモーションの成果が見えづらいと感じている担当者こそ、一度「公式アカウント運用」と「SNS広告」の違いに立ち返り、自社にとっての最適なSNS活用を再定義してみてはいかがでしょうか。単なる流行や惰性でSNSを続けるのではなく、目的に応じた“選択”こそが、成果への近道です。

 
 

当社お役立ち情報に関心を寄せてくださり、ありがとうございます。

当社の成功事例集をご用意しております。
ご希望の方は、以下ご入力をいただきますと、資料をお送りいたします。
お気軽にお問い合わせください。